明け易し 破れ障子の 際立ちて
昼寝する 睫に残る 曾孫(こ)の涙
頂いた 曾孫(こ)の手に余る 大紫陽花梅雨明けが発表されだした7月中半過ぎ
三次の一大イベント「きんさい祭」がある。
曾孫のハッピも何処からか用意してきている。
見に行かなければ。
暑さの所為かも
歳の所為かも
体が重い。
そんな中
曾孫は居間中を走り通る。
時には顔中涙と汗を光らせて
そして、ちょっとした瞬間
調理の具を掻き回す。
その早さ
暑さを寄せつけない。
狭い畠のトマトに、太目の支柱を立てた。
支柱に添って、日々伸びているトマトに
水を与えながら、
私も喜びを貰っている。
60歳からの手習いで始めた油絵。
趣味とは言え、苦しみもがきながら
10年が過ぎました。
6月15日は私の誕生日。
八十に近い私がやっと
金子みすずの詩のように
「みんな違ってみんないい」
という心境になりました